見下ろす藤
藤が好きです。
色も、その形も、その這うような成り方も。
そして、出発地点の幹を探すのも好きです。
藤棚が、緑で覆われ始めると、春だな~と思う。
春だけど、その鮮やかな軽やかな緑の色は、初夏を思わせるように
爽やかで、すがすがしく、ここが一面、薄紫に変化するのかと想像すると、
嬉しくなります。
来月4歳になる息子。
その息子が今月から通い始めた幼稚園には、嬉しいことに藤棚があります。
藤棚のある園庭は、園舎から見下ろす場所にあり、ちょうど藤棚を目線の高さで見ることができます。
藤棚は、下から眺めるものと思っていたので、なかなか新鮮。
これも圧巻でした。
いよいよGW。
藤棚を求めて、出かけたいところですが、子供たちとの公園めぐりで
日々が過ぎそうです。
入学、入園、そして私の現場復帰。
ばーっと新しいことが怒涛のようにかけめぐった4月。
なんとかいい気持ちで5月に進めそうです。
新しい環境の変化に、すっと馴染む力を持っている子供たち二人に
感謝と感心することばかり。
毎日を楽しんでくれていることが何よりありがたい。
私はといえば、
担当している専門学校でのフラワーアレンジの授業は前期のみなので、7月末まで。
先日、3回目が終わりました。あっという間に最後の授業の日がきそうで、
すでにちょっと寂しい気持ちもあります。
毎回、授業が始まる直前までは、花材や資料の準備が整っているか、ハラハラ心配だったりしますが、いざ、みんなの顔を見て、前に立って話しだすと、楽しくて嬉しくて。
1回目より2回目、そして今回と、徐々に生徒さんも、お花に対して興味を
深めてくれているように感じます。
1回1回の授業を大切にしていきたい。
学校の授業以外には、ウェディングのヘアパーツをお作りしたり、
来週は、もうすぐ展示会を控えておられる生徒さんが作品チェックに来られたり。
家族のことと仕事のことと、相変わらず走り回っていますが、
忙しくいろんな時間の盛り込まれた毎日が、楽しくて気に入っています。
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