特別なお菓子
病み上がりな子供たち。
寒さのせいもあり、「外には行かない」と言って聞かない週末。
ベランダから見える空は、キラキラあったかそうな光を放っていて、
私はそちらへ行きたい!!!と思っているのですが、二人は頑なに動こうとしない。
娘はピアノ。息子はプラレール。
楽しいなら、外でも中でもいいか。。。。と、もうお誘いするのはやめて、
それなら、私の楽しいことに巻き込む作戦。
(私の)大好きなお菓子のひとつ、ミルクレープ。
私はほんっとにせっかち&面倒くさがりなので、じーっとコンロの前に立って、
一枚一枚焼いていくという
単純作業は、ほんと、、、性に合わない 笑
だから、"大好き"なことが疑われるくらい、ミルクレープを作ったことは
今までで数回しかない。
でも、母子で引きこもる一日と決まっているのなら、
好きな台所で何かしらやっているのが一番楽しいので、
性に合わない作業ですら、この上なく、今日という日にピッタリな作業になってくるので
ほんと、勝手なもんです。
栗原はるみさんの鉄板レシピ「失敗しないカスタードクリーム」を
作り、娘に味見をしてもらう。電子レンジでチンで出来てしまう簡単あっさりレシピ。
「ん??なんか、プツプツしたかたまりがあって、いやなかんじ」と言われ、
このレシピで失敗したか、、、、と自分でビックリしつつ、娘に漉してもらった。
なめらかなクリーム完成。
焼けたクレープを娘がスタンバイしているテーブルに運び、娘が
クリームを塗って、積み重ねていく。
その隣で、待てない息子が、勝手にクレープをくるくる巻いて、自分だけ食べて、
娘に怒られている 笑
そんな姿を見ながら、なんとか全部の生地を、焼く任務が終わった。
やっぱり、性に合わない作業だったけど、やっぱり食べたら大好きだったことを
再認識。
もっと薄ーく焼いて、フルーツとか生クリームとかいろんなのが重なっていて、
一体感があるのがきっと本当で、もっともっと美味しいのかもしれないけど、
こういうざっくり、我が家感のあるお菓子は、ここでしか出てこない。
プロのパティシエさんは、これを作ってと言っても、適当すぎて作れないと思う。
だから、これはこれで特別。
子供たちと一緒に作るお菓子はいつも特別。
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