ある日、決めたこと

ある夜。
寝る前に始まった姉弟ゲンカ。
なかなかおさまらない。

大声を出して阻止する気力も無かったので、代わりに、パチパチっと家中の明かりを消した。

「はい、寝るよ。」と、一言。
寝たふり。

真っ暗な部屋で、娘のすすり泣きが聞こえてきた。
弟は、全く懲りない様子で、暗闇で続く私の説教に明るく、「うん、うん」と返事。
この二人の差、、、、

ちょっとやり方が荒かったか、、、と、電気をつけて、みんな(私を含む)の言い分を言い合い聞き合い、仲直りをし、寝ました。
娘は、真っ暗が怖かったと、しばらく泣いてた。

朝になり、昨日のやり方にまだ反省してた私。
「昨日は、真っ暗にして怖かったな。ごめんな。」と、ママチャリ中に娘に叫んだ。

「もうとっくに、ゆるしてるってばー」
と笑いながら、後ろ席から返ってきた。

それでやっと、気が晴れた。


いつからか、“怒らない母”でいることを諦めた。「あの出来事からかな、、、」と、思い当たることはある。

それ以来、
“怒らない母”を頑張らず、“すなおに謝れる母”でいようと思うようになった。

育児に関する話に、
「イラッとしたら、◯秒静かにカウントしたら怒りがおさまる」だの、「怒る前に別室で深呼吸、、、」だの、
ムリムリ、ムリですーってことがある。

ついつい必要以上に怒ってしまっても、後からちゃんと話せば、子供たちは「しょーがないな、まったく」という顔で許してくれます。

どんな自分でも許される、
家族こその安心感。
子供たちにも、伝わってるはず。
知っていて欲しいこと、です。

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花と子供。 日々の暮らしのお話、始めます。

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